雨樋の粋

すっかり忘れていたが、
先月の八ヶ岳南麓画像。

八ヶ岳南麓界隈でよく見かける様式の家。
ハーフティンバーのように梁の部分が漆喰に埋め込んだ形で「表し」になっている。
ゆるく曲がった梁が何段にも重なるところに特徴がある。
屋根は瓦葺で、中央に小さな屋根(越屋根)が乗る。
 こうしたひさしの深い建物は、軒先から雨どいが家に向かって斜めに引き込まれることになる。
その結果、こんな伝統的な素敵な建物でも、ちょっとミスマッチな雨どいがくっきりしっかりとその存在を主張していることも多い。・・・仕方ないことではあるが。

先月南麓に行った折、ふと道の脇の住宅を観察して(笑)いると、何だか雨どいがちがう・・・。
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この地点を何度か往復することになったので、虎視眈々と助手席でカメラを構え、通り過ぎざまに何度かとった。
幸い、撮れていた。
素材はステンレスだと思われるが、おそらく特注の造作雨樋。
根本が細くなる角型の雨どいだが、屋根の梁と同じ揺らぎを感じさせてゆるく波打っている。
銀色の光沢のステンレスの雨どいを、いともしっくりと建物にシンクロさせる揺らぎ。
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粋です。。。
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Commented by おちゃ at 2010-04-20 17:29 x
上の画像、もちろん美しいです。
こういう建物を大事に手を入れて住んで頂きたい。

でも下の画像・・・渋い!
こういうの、ありですか? 次回お宅に入り込み細部を撮影して
来てもらえませんか?

特注の丹精込めた住宅の端っこの造作。渋いなぁ。
Commented by chatadon-06 at 2010-04-20 21:39
おちゃさん、こんばんは
素敵でしょう?
画像の配置が違っていたので移動しましたが、上の画像の右端を逆方向から拡大して撮ったのが下の画像です。
上の画像は私の腕が悪いので見た目の面白さがいまひとつわかりにくいですが。
お宅探訪はおちゃさんにお任せします。笑。
ここはフジハラ製麺のほうとうを売っているスーパーの通りですので、ほうとうを買いに来て是非見てきてください。
スーパーを通り過ぎて更に役場を通り過ぎたあたりだったような、役場の手前だったような。。。
古い建物でなく、伝統を受け継いで新しく建てた風です。
窓の配置などの意匠もちょっと新しげなのでは。
いいな~、こんなの建てられるひと。(細部にこだわれるお金もあって。。。)
Commented by 山栗 at 2010-04-21 19:53 x
ちゃたろうさん、今晩は!ご無沙汰でした。

家のことはよくわかりませんが、徳島流の「うだつ」が上がっている形なのでしょうか。確かに真理は細部にありますからね。

ところで、私もいよいよ八ヶ岳へ移ることになりました。と言っても、まだ7:3ぐらいの割合で大阪と行ったり来たりしますが。これからは八ヶ岳ライフのどっぷりはまっていきますので、よろしく。
Commented by chatadon-06 at 2010-04-22 17:42
山栗さん、お久しぶりです。

長野のどこか(海野宿?)では、うだつと越屋根の両方備えた建物が伝統のようですが、このあたりは越屋根だけのようです。
養蚕をしていた地域にも多く見られる、通風、採光用の屋根だということです。

いよいよ南麓三昧、アダージョの森暮らしなのですね!
森の主になって、雑木林を見回り、チェーンソウで間引いて薪づくりなんて、羨ましさも100倍。
音楽と景色と自然三昧の生活を堪能なさってくださいね。

こちらこそ、今後ともよろしくお願いいたします。
by chatadon-06 | 2010-04-20 15:53 | 八ヶ岳 | Comments(4)