地上への想いきらめく星空

クリスマスも新年も、所詮人の作った区切りであり、天体はそんなことにはお構いなくひそやかに着実に動き続けているだけなのだが。
・・・余りに多くの命が一瞬にして失われた今年の終わりの、皆既月蝕の赤い月は去りゆく人々のこの世への心残りを映しているように思えた。
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自宅ベランダからの皆既月蝕

そして皆既月蝕の次の新月はクリスマスの日。
ほんの僅かな小さな星の光も残らず地上にとどくようにとの天の采配が、月の光の無い新月のクリスマスだったような気がしてくる。
じっと見ているとどんどん数を増してくる、八ヶ岳南麓の無限の星の海原。
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   もうクリスマスに贈り物をすることも出来なくなった地上のいとしきものへ、

       かすかな星の光を、光となった想いを、

最後の別れのプレゼントとして届けたい。
   

 ・・・名もなき人々の想いを表す、かそけきほのかな光。

今年、天寿を全うし旅立った母も、優しく控えめだった人柄そのままの目立たぬ優しい光となって、宝物だった二人の孫へその想いを降らせたように思う。
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八ヶ岳南麓のクリスマスの夜空は森の中まで続く。
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落葉した森の木々を通して、はるか地平線際の星々まで見通せるのは、澄んだ空気の賜物。
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大地の上で見上げているのに、森の木々ごと星の巡る空間に漂っている気分。。。
星空の画像は全て八ヶ岳南麓の小屋の前から。
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by chatadon-06 | 2011-12-29 17:00 | Comments(0)