2014年 09月 17日
どうして判るの?
自宅近辺では呆れるほどタイミング良く秋のお彼岸に咲く、ヒガンバナ。
ヒガンバナが昔から墓地に多いのは、有毒なこの植物を周囲に植えることで墓を荒らす動物からまもったとの説を読んだことがある。
けれど、秋のお彼岸に合わせて突然姿を現し、秋空のもとに一斉に咲くこの花は、誰が植えたのでも無くひとりでにそこに現れる「向こう岸」からの季節の挨拶のように思える。
この世への想いが花となって生まれ出たような。。
「元気にくらしてますか?
今年ももう秋になりましたね。」
…と。。
ところで、ヒガンバナはなんでお彼岸が判るのだろう?
昼と夜の時間がほぼ等しくなるから?
ヒガンバナに尋ねてみても
「当たり前じゃない、そんなこともわかんないの?」
とか言うだろうな。
夏と冬とのちょうど真ん中は、実りの季節でもある。
歩道にはドングリがゾロゾロ。
しっかり焦茶に色づいて、完熟。
庭のヤマボウシもいつの間にか色付き始めていた。
今年は秋が駆け足でやってくるようだ。
by chatadon-06
| 2014-09-17 23:06
| 季節
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