2014年 10月 23日
なんか寂しい。。。
でも、今回は少し寂しかった帰り道。
10月1日から市内の温泉が一斉に値上げ。
と同時に、これまでの別荘所有者への割引が廃止され、観光客と同じ「市民以外」料金になった。
これまで我が家は二人で900円あまりだったところが、1640円に一気に値上げ。
温泉一回にこの金額はキツイので、これからは余程のことがない限り行かないことにした。
…どうやら、今回の値上げにはあちこちから驚愕と苦情の声があったらしく、泉温泉センターではチケット10枚綴りを購入すると何回分かの市内の温泉の共通利用チケットがついてくる、というサービスを始めたらしい。(使用期限あり)
他の温泉施設については不明。
ザックリ計算するとそこそこ割引になる感じはあるが、このサービスが今後も同じ内容で継続されるのか、値上げ直後の今だけなのかは分からない。
…でも、ウチが今後温泉に行かないことになりそうなのは、金額だけの問題じゃ無い。
これまで、温泉で地元の方と別荘の方とが交流する風景を見かけるのは楽しかった。
さらに「別荘?定住?」と尋ねるこの辺りの習慣が物語っているように、この地を愛して家を持つ人々を、住民票の有無ではなく滞在の軸足の置き方で緩やかに区別する雰囲気は、日本の他の別荘地とは違っているように思えてちょっとした自慢でもあった。
だから、今回の値上げは、
「住民票のない別荘族は単なる市外のひと、訪れる観光客と扱いは同じ。」
…と宣告されるに等しく、ショックだった。
チケットをまとめて購入するとお得になるならそれで良いようなものだが、それは単に多数購入に対するサービスで、市外からの観光客、団体さんや友達でも数がまとまれば同じ扱い。
「別荘でも固定資産税、住民税払ってるのに」と声高に言いたいわけでなく、
今までなんとなく「友達の端くれくらいには思ってくれてるかな?」と密かに期待していたのに、いきなり
「え?赤の他人だよ。」
と言われたようで、なんか寂しく、情けない気分だからだ。
例えばここで別荘所有者にだけはほんの心ばかりでも特別扱いすれば、「しょうがないよね」と同情しないでもないのに、見事に「外して」いる気がする。
…今までの好感度をこうもあっさりと急落させるこのセンスって….。。
気を取り直して、美味しいもの画像。
八ヶ岳南麓に行くたびにさんざんテレビCMで聴かされて、探すこと一年以上。
ようやく巡り会えた桔梗信玄生プリン。
「ちょっと大きな信玄餅」風の包みを開けると、
ほんわりときなこの香るクリーミーな美味しさ。
寂しい心がほんの少しだけ、慰められたかも。
by chatadon-06
| 2014-10-23 22:58
| 八ヶ岳
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