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((((;゚Д゚))))))深まる恐怖!

今年もまた夏休み子供科学電話相談の前半を聞き逃してしまった。
たまたまドライブ中に聴く事が何度かあり、いつも、今年こそガッツリ聴こうと思うのだが、自宅にいると中々ラジオを聞かないので今年もまた聴き逃しそうだ。


いつの時代も生き物をはじめとした自然界に興味津々の子供達はたくさん入ると思うが、私もそうした子供だった。
(主に植物に興味があった。)
高校まで生物系に進むつもりで理系クラスにいたのに、なぜか経済に進んでしまったが、こうした興味から持っていた雑学的知識がちょっとだけ役に立つ機会があった。

八ヶ岳南麓の小屋で、昨日、夫がなにやら騒いでいた。
「なんだこれ〜?」
驚愕と嫌悪とわずかな怖れがないまぜとなった声。
どれどれ…と覗き込むと、太めの髪の毛が絡みついた平たいゴミが、髪の毛をのたうつようにくねらせてうごきまわる。
この世のモノとは思えない異様な生き物。

夫によるとカマドウマをスリッパで叩いたらこの状況だとか。

これは…アレだ!

これまでに、何度か写真を見たり読んだりした事がある。
そうそう、カマキリの腹から出てくる。。
と、脳内に浮かんだハリガネムシと言う語句をスマホで検索すると。
確かにハリガネムシらしい。
この検索結果を得てようやく、この得体の知れないゴミが、潰れてペタンコになったカマドウマとお腹から出てきたハリガネムシである事がわかり、
エイリアンなんじや?とか
寄生獣じゃ?
とか言う恐怖から逃れる事が出来た。
なんでも知ってりゃ役に立つ機会はあるんだ。何十年も経ってからだけど。
((((;゚Д゚))))))深まる恐怖!_a0091680_15065512.jpg


しかし、何十年もの間にこうして一発検索で現場で分かる時代になったのも驚きだが、これまでの研究で分かって来たハリガネムシの生態にも驚愕した。

カマドウマが夜な夜な水辺まで遠征して、水生昆虫の死骸を食べたり、渓流のサケ科の魚の摂取エネルギーの6割がハリガネムシ寄生のカマドウマだったり、と、全てが仰天モノだったが。。。

寄生された虫たちは、体内のハリガネムシ成虫の繁殖のための最終目的地、水中に自ら飛び込む!

ハリガネムシに寄生されることがもたらすある種のタンパク質が昆虫の脳に作用、水辺に近づいた虫を飛び込ませるらしい。

やはり別世界の生き物?
検索して安心したつもりだったけど、かえって怖くなった気もする。


wikipediaこちらを是非どうぞ。

ただし、読後の気分((((;゚Д゚)))))))に当方は責任を持てません。


by chatadon-06 | 2017-08-27 13:48 | 八ヶ岳 | Comments(0)