読書感想文  西の魔女が死んだ

あまりに更新しないでいると、ストレスがたまるので、メモしてあった読書感想文をいくつか、upします。私の場合、本を読むのは解釈ではなく快楽なので、深く読みはしないから、内容が正しく伝わる保障はありません。念の為。

西の魔女が死んだ
清里で撮影が進んでいる映画のタイトルだ。
原作は同名の児童文学。
あちこちの紹介記事を見ると不登校気味の少女が祖母の家で過ごしたひと月の日々の話だという。
当然、魔女の宅急便風に、少女の自立と成長物語を連想する。
早速文庫本を購入して読んでみる。
詳しくは書かないが、まあ↑そんな理解で良いような・・・。

自分の年齢からか、作中の祖母の方により強く感情移入をしてしまう。
(流石にそこまでは年寄りじゃないですけどね。)
祖母として、いとしいもの、思いをかけるものの心に寄り添い、見守り、日々の着実な生活の歩みの中で「自分」を見出し、育むすべを伝える姿に。
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人は愛するもの、子や孫といったおのれが育むいとしいものを、いつまでも羽根の下に抱いているわけには行かない。やがて飛び立つ日を目指し、荒海を渡る力を持てるように打ち鍛えなければならない。
戸惑い、傷つくいとしい存在を前に、本音ではおろおろと右往左往する自分の心を抱えながらも、「強くあれ」と突き放さなければならない日がいつかは必ず来る。
いつも見守り、密かに心に寄り添い、密かに涙することはあっても、独り立ちさせようとする子へ送ってやれるのは、それまでに育んできた心と人格が、この先の生きる力となってくれるようにとの祈りと、見守る眼差しだけだ
でも、この眼差しの深さに子がいつか気が付くとき、『己の存在が深く愛されていた記憶』は自分自身の存在への肯定と、生きる力となって人を支えてくれるのだろう。
この本で、亡くなった祖母のメッセージが主人公に届くように。

私の魂なんてものがもしこの世に残ることがあったら、おそらくは、この世に残した気がかりな者の周りをくるくる舞いながら暮らすのだろう。悲しみにや苦しみに見舞われている姿を見るとき、何も出来ない私の魂は胸をかきむしり、涙を流しながら届かぬ手を延べる。
そして、幸せな未来を確信したとき、安堵の吐息となって消滅するような気がする。

そんな感慨を持った一冊だった。

まあ、私の場合は、見方を変えれば「余計なお世話のおばば守護霊」みたいなものになるだろうけど・・・・。

何しろ、この小説の中で、イチゴつみをしてジャムを作る描写に、
『バケツ3杯分のイチゴを綺麗にごみを取って洗って、同じ3杯分の量が残るなんて・・・
そんなに歩留まりが良いはずが無い! ホントに苺を摘んでジャム作ったこと有るのか?』
などと、ツマラン事に突っ込みを入れたくなる私だからして・・


8月21日追記
読書感想文  西の魔女が死んだ・・と語句検索で来ている君達~。
参考にならなくってごめんね~。
おばさん応援してるから(何の役にもたたんケド)頑張ってね~!

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Commented by chocodou at 2007-07-27 00:23
こんばんは。この本は読んでいないのですが、何かで紹介されていたのを見たのか、題名は知ってました。すごく不思議な(変わった)題名なので印象に残ってました。
ジャムの歩留まり・・・・ふふふ、うけました。
Commented by chatadon-06 at 2007-07-27 23:22
チョコドーナツさん
ジャムにする前の段階、苺を洗った時点でもうバケツ2.5杯分位には減ってるはず。とか、人にプレゼントするならもっとちゃんと湯せんしてからビンの蓋をした方が、とか気になって気になって・・・
子ちゃた達に、私と一緒にドラマを見たくないと言われるのもうなずけます。
by chatadon-06 | 2007-07-24 12:30 | 読書感想文 | Comments(2)