鉄塔の端っこ

原生林や荒野など、人の気配すらない風景が好きな私なのに、子供の頃の記憶、「郷愁」を感じる風景は、遥か彼方に高圧鉄塔を望む赤土の分譲地の、あたり一面が真っ赤に染まる夕焼けだったりする。
本当に鉄塔があったかどうか怪しいのだが、記憶としての夕焼けの原風景には、ちゃんと鉄塔がある。
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はるかかなたから来て、かなたへ去っていく送電線。
遠くから立ち並び、遠くへと並んでいく高圧鉄塔。

気をつけて観るようになると、鉄塔はなかなかに良い風景を描き出している。
ほとんどの場合、空を背にして見ることになるので、雲や夕焼け、空の高さなど、つかみどころの無いものに、絶妙なアクセントを添えてくれている。
色々な鉄塔が交錯している箇所も面白い絵だ。
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この頃多く見かけるようになったのはこちらの一本立ちのマスト型。
(ちゃんとした呼び名が分からない)
青空にすっくと立つ、爽快な姿。
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ところで、先日見かけた鉄塔。
遠くから見るとこんな感じ。
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手前の送電線の本線から川を渡って向こう側の鉄塔に向けて支線が延びている。
橋の上から見ると普通の鉄塔ととなんだかちょっと違う。
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この鉄塔から先に送電線が延びていない。
鉄塔に到達した送電線は全て下向きになって、ガイシ(?)のようなものに繋がっている。
一番端っこの鉄塔なんだろうか?
ひょっとして電線はここから地下にもぐり、地底人の住む世界へとこっそり送電しているのかもしれない。
これだけ堂々と引き込んでしまえば、かえって疑われにくいってものだ。
東電のデータベースをちょこっとだけ書き換えてしまえばOK。
データ上のバグ?送電中のロス?超伝導じゃないから、当然減るんだよね~。なんて、納得してたりして。
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そういえば高圧鉄塔や送電線の端っこがどうなっているのか、考えてみたことがなかった。
送電線って発電所や変電所を出てから、どういうルートで繋がっているんだろう?
ぐるっと回って元に戻る?
端っこで終わり、ぷっつり切れてる?
私的には地底人説が好きだけれど、全ての電線が地底に繋がってるはずもない。

これから鉄塔愛好家さん(居るのよね~これが、ちゃんと。)のサイトを探してこの端っこ鉄塔について聞いてみようと思います。
            ++++++++++++追記++++++++++++++++
てっとう虫さんに名前を教えていただいた環境調和型鉄塔、画像が他にもあったので追加。(雨の日の車中からなので、ゆらゆらした画像ですが。)
↓先のほうで従来型の鉄塔に繋がっているらしい。
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Commented by てっとう虫 at 2007-10-26 12:19 x
ちゃたろうさんへ
どうやら入力を間違えていた様です。訪問出来ましたので、早速お答えしましょう。写真1は、遠景なので省略します。写真2は、手前の2基が耐張型角度鉄塔で3相2回線の電圧154Kvと思います。写真3は、環境調和型鉄塔と呼ばれ最近街中に増えています。写真4・5・6は、引留鉄塔と呼ばれ、送電線の最終端で変電所に入ったり地中化されてケーブルの埋設となります。以上簡単ですがお伝え致します。
尚、小生の「鉄塔大好き」TOPページをご参照くだされば、それぞれについて詳しく説明してあります。これからも鉄塔達を紹介して下さい。
ではまた。
Commented by takibiyarou at 2007-10-26 18:02
送電線の端っこ・・・そうでしたか、地底人
わたしはてっきり発電所から変電所とばかり思っていました
確かにこんなに突然に地価にもぐられると、そうとしか考えられませんねー、確かに・・・
Commented by chatadon-06 at 2007-10-26 20:43
てっとう虫さん
早速のコメントありがとうございます。感謝、感激です。
・・・やはり端っこ鉄塔なのですね。そして、色々な鉄塔に機能を体現する色々な呼称があるのですね。
てっとう虫さんのblogの「鉄塔さん」たちを見て、鉄塔、と一口に言っても様々な形態があることを、今更ながら (・・・鉄塔を知ってからウン十年) 意識しました。
そちらのブログに登場する只見線・・・・て只見から来てるんですね。
(当たり前ですけど)
山を越え、谷を渡り、本州を縦断するような長い距離・・・。
普段、山間部の鉄塔は写真の邪魔、とか林が切られて無残・・・と思うこともあるのですが、その長い距離を、点々と、孤独に耐えながらも手を携えて繋ぐ鉄塔と送電線の事を思うと、なんだかジンときてしまいます。
「環境調和型鉄塔」はそれなりにすっきりとしてはいると思いますが、昭和生まれとしては「A」の字型の鉄塔の方が「頑張って立っている」って感情移入できる気がします。

どこかで、おもしろい鉄塔を見かけたら、また質問に伺いますので、その節はまた、よろしくお願いします。
Commented by chatadon-06 at 2007-10-26 20:50
焚き火野郎さん
至極単純に電線を目で追って行くと、真直ぐ横に川の上を渡って直角に曲がって真下に。
周りは田んぼで何の施設もないんです。
これは地下を疑うしかないっ!と思ったんですが・・・。
疑いすぎました。笑
Commented by てっとう虫 at 2007-10-28 16:36 x
ちゃたろうさんへ
追加の環境調和型鉄塔の写真を拝見しました。多分車の中から撮影されたと思いますが、上手く特徴を捉えていますよ。この先の鉄塔も同型ですね。環境調和型とは総称で、このタイプは環境調和型直線鉄塔とよばれます。直線の送電線を支えています。小生のブログ2月8日付け「こんな近くに環境調和型鉄塔が」をご覧下さい。殆んど同じものです。
ついでに、ちゃたろうさんのページをざっーと拝見しました。色々な紹介を
見て読んで楽しみました。かかしの写真に鉄塔の遠景が写ってました。
ではまた、遊びに来ます。
Commented by chatadon-06 at 2007-10-29 11:10
てっとう虫さん、こんにちは
減速して撮りやすくしてくれる運転手(夫)がいるので、何とか撮れました。
なんと、そちらの2月8日の鉄塔は、↑3枚目の画像とまさに同じもの!天沼公園前です。渋滞中に助手席から見上げて撮りました。

かかしの画像・・・確かに後ろに写ってますね。さすが。
てっとう虫さんの目には「鉄塔センサー」がついているんですね。
(・・・ちなみに、私の目には「ケーキ屋センサー」夫の目には「ラーメン屋センサー」が付いています。)

どうぞまた、おいでください。


Commented by てっとう虫 at 2007-12-12 16:14 x
ちゃたろうさんへ
お久しぶりです。宇宙や青森へ飛んでいましたので失礼致しました。あの
環境調和型鉄塔が、同じ天沼公園前のものとは全くの奇遇ですね。
ご主人様がラーメン好きとのことで、小生のブログ2006年11月23日付
の「てっとう虫の食生活」を是非ご覧下さい。写真だけですが美味しさが
伝わって来ますよ。
ではまたお邪魔します。
Commented by chatadon-06 at 2007-12-14 10:40
てっとう虫さん、こんにちは。
宇宙にも・・・・。さぞお忙しかったことでしょう。
ラーメン画像、拝見しました。夫ならずとも、醤油色の濃い「伝統的日本のラーメン」ヨダレが出てきそうです。
…この間、小河内ダムに行ってダム下の小規模な発電所と「一番目の鉄塔」を、興味深く見て来ました。
残念ながら、画像サイズを小さくすると鉄塔が良く分からなくなってしまいますので、使いませんでしたが。
「鉄塔さん」は奥多摩の山の中のあちこちで頑張っていました。
by chatadon-06 | 2007-10-25 16:42 | 興味津々 | Comments(8)