林道の看板2009春 「フォッサマグナ」

(前々回の「落石注意」も、今回の看板も、正確には「遊歩道の看板」です。)

滝を見にいく途中の遊歩道分岐点、方向表示の木製看板には
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       ・・・と、ひとこと 

ん~~~?
  そりゃあ、その名を聞いたことぐらいあります。
       でも、本州のど真ん中を縦断する巨大な大断層を
こっち、フォッサマグナね
・・・ってじぶん家でトイレを教えるように簡単に指し示せるのだろうか?
ウチの小屋の庭の地面に垂直に矢印看板を立てて
八ヶ岳
って書いてあるみたいな感じ。  

で、滝を見た帰りに別ルートでフォッサマグナ側をを通ってみた。
(なので最初の看板が撮れず・・・しくしく。)
解説の看板によると石空川(いしうとろがわ)の対岸の崖にフォッサマグナの露頭が見られるらしい。
右側模式図の赤い矢印がそれだというのだが・・・・。
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二つ前の記事の、「落石注意」の看板殉職現場でもあるここは、大規模な崩落で木々ごと崖が崩れおち、すっかり解説掲示の看板写真とは様変わりしていて、ど素人である私にはもはやドコがどこやら良く分かりません・・・・。
撮ってる範囲が違ってる気もするし。↓
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ともあれ、こうして
これ、これ!ここだよ、ここ!」
と指し示せるくらい(崩れる前には・・笑。)はっきり見えたなら、ま、いいか。

と美しい林越しにふり返りながら思ったのだった。
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5/14追記:
「フォッサマグナ」と書かれた「大きく出た」(笑)矢印看板があったのは事実ですが、解説看板には「フォッサマグナの西縁を境する断層」ときちんと書いてありました。
この看板、八ヶ岳南麓の知った地名や、地蔵ヶ岳、甲斐駒ケ岳を作っている地層が出てきたりして、なんだか他人事とは思えない(笑)文なので、追加。クリックで拡大します。
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Commented by takibiyarou at 2009-05-14 12:41
フォッサマグナですか、懐かしい響きです
確か糸魚川当たりの高速にもそんな標識がありました
でもこのフォッサマグナ、今では少し考え方が違ってきて、教科書から消えたそうです
この模式図の赤い矢印は明らかに糸魚川ー静岡構造線を指していますね、でも
現在のフォッサマグナの考え方は糸魚川ー静岡構造線ともっと東の柏崎ー千葉構造線にはさまれた地域を言うようです
多くの人がフォッサマグナと糸魚川ー静岡構造線を同一と考えてこのような表示が出来てしまったのでしょう
ですから最初のお写真の矢印も、本となら真下に向くべきなんでしょうか
昔々展示のお手伝いをさせていただいた糸魚川のフォッサマグナミュージアムの解説が解りやすいかもしれませんので、ご紹介しておきます
http://www.city.itoigawa.niigata.jp/fmm/outline-menu/02outline-fm/02fossamagna.html
このところ施主施工のため、なかなかゆっくりと出来ませんが
歩いてみたい林道ですね
Commented by chatadon-06 at 2009-05-14 17:42
takibiyarouさん、こんにちは
教えていただいてありがとうございます!
そうか~、フォッサマグナの西端線がここなんですね。
解説文画像を引っ張り出して見ると、ちゃんと『西端線、糸魚川静岡線の大断層露頭・・・』と書いてありました。私の早とちりでしたぁ。糸魚川静岡構造線=フォッサマグナって固定観念で読んでいたようです。
フォッサマグナ=大地溝帯、というコトバも脳内情報(笑)としてはあったんですが、「大地溝帯」というとどうしてもアフリカを連想するので「違うな」と。
で、断層、と書いてしまったんですが、教えていただいたページを見ると、フォッサマグナの広がりは「日本版大地溝帯」といえる規模ですね。
東端の予想ラインは新潟~千葉ですか・・・。スゴイものです。。
今や私の脳内にはフォッサマグナ=「しっかり埋まっちゃった日本版大地溝帯」的イメージができてます。
それではきっとマチガッテルと思うので、先行きもう少し勉強したいと思います。笑。
ところで、ナウマンさんがフォッサマグナを発想(連想?)したきっかけの景色、平沢峠は野辺山にあるんですね。
行って見たいスポットに追加です。
Commented by takibiyarou at 2009-05-15 12:04
こんにちは
考えてみると、私達は常にフォッサマグナの中で暮らしているのですね、東端から西端に、それも断層から断層に
何時大地震に見舞われてもいたし方なさそうですね
フォッサマグナ派現在埋もれていることと規模がでか過ぎて、大地溝帯のイメージが浮かびませんが
昔訪れた秩父の山奥で見た「山中地溝帯」は壮観でした
もう一つ面白いことにこの糸静構造線、これを境に文化もかなり違っているとか
たとえば方言、昔ある番組が調べていましたが「アホ」と「バカ」の境もこの辺りらしい
大阪の国立民俗学博物館の方言の展示でも、くっきりとこのラインが見えてくるようです
そして、インスタントラーメンの味付けも・・・
Commented by chatadon-06 at 2009-05-16 14:01
こんにちは~
関東~中部~信越に暮らす人々はすべてお釈迦様の手のひらならぬ、フォッサマグナの真上にいるんですね。
昨日、テレビで琵琶湖が世界で三番目に古い湖だと聞いて驚きましたが、まだまだ知らないことばかりです。

山中地溝帯とインスタントラーメンの東西の違いも初耳でしたので、検索してみます。
私の親のルーツは糸静構造線上ですが、丸餅と角餅が混在しております。
by chatadon-06 | 2009-05-14 11:04 | 八ヶ岳 | Comments(4)