天然向けの天然素材?   うまーくヌレール

うま~くヌレールは、漆喰系かべ材、と呼ぶのが正確かもしれない。
従来の漆喰に、合成樹脂など加えて、私のようなどシロートにも扱いやすいように、缶を開けたらすぐ、簡単に塗れるよう、練った状態にしてある。(ちなみに、日本古来の漆喰にも海草糊やら繊維が入っているらしい)

・・・自宅の内装はほとんど全て天然素材。(ついでにうちの家族も天然系。)
天然素材の快適さはよく知っているが、たまにしか行かない小屋には別の重要な条件がある。

前回も書いたが、メンテナンスのしやすさ=モップでさっと拭ける利便性の代償として、小屋のフローリングには吸放湿の機能は無い。天井もビニールクロスなので同じ。
呼吸しない素材が多いので、壁は出来れば吸放湿。でも、黴が生えない事。
そんな私の目に付いたのが、漆喰は強アルカリという記述、黴が生え難いそうだ。
そしてCo2と反応して継続して硬くなってゆくが、この反応=Co2の吸収は100年も続く。
100年つ続く反応・・・。もうこれっきゃない。と思ったのはここ。
素敵でしょ? 100年の時を刻む壁って。

でも、いま、改めて検索してみたら、他にも意外に優れた性質の、
天然素材と読んでもよいレベルのモノだったらしい。
そこまでは良くシラナカッタ。あはは・・・(←天然全開)

長いので、たたみました。漆喰塗り作業に興味があれば、下をクリック。



さて、今回使ったモノ。
・もちろん漆喰。夫の手製のコテ板。(フローリング材の余り)
・プラスチックこて
☆この画像ではお玉がおいてあるが、使いにくかった。☆
しゃもじ(先が少しカーブしたもの)の方が上手くすくいとれた
・ゴム手袋
・ぼろ布(うっかりつけちゃったときのふき取り用)
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取りあえず、マスキング
・マスキングテープ
・コロナマスカー(昔は無かった優れもの。感動!)
・新聞紙   を使用。
これがめんどくさい。
でも、夫に任せると「ここまでしなくてもダイジョブ」ってことになりかねないので、私が全部やることにして、夫にはベニヤ部分の下塗り(ベニヤには下塗り用を使う)をしてもらう。
マスキングなんてだいっ嫌い~~。早く私も塗りたい~~!

七月の連休にはじめて今回で全部塗り終わったが、下準備、マスキングも入れて二部屋相当を二人がかりで三日くらいかな?

最初使っていた黄色いプラこては、たまたまホームセンターに適当なものが他になかったので使ったが、私には柄の角度が使いにくかった。
で、純正のうま~くヌレールこてを(プラこての癖に高い!)買い、八月はそちらを使った。
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こてが柔らかいせいか、それとも慣れて来たせいか、隅っこ以外はこのこてが使いやすかった気がする。
隅に使うにはこのこては先がしなるので不便なのだが、いろいろ持ち替えるのも面倒なので、隅っこはゴム手袋の指先を使って塗った。
マニュアルに書いてあるように、全体をゴム手袋で塗っても上手くいくと思ったが、より早く薄く塗れるような気がして、最後までこて主体で塗った。
いろいろでこぼこやむらのある仕上がりだが、もともとそういう仕上げを狙っていたので、上出来。
↓壁のむらに見えるのは照明のガラスの凹凸の影。壁の色むらはほとんど無い。
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いくつか気が付いた事を・・・
下塗り(二度塗りの一度目)は、マニュアルどおり、本当に薄くて良い
下地が透けるくらい、と書いてはあっても、むらが出るのが不安で、七月は均一に色が付くように下塗りをしていた。
慣れてきたのと、使用量の節約のため、八月は本当に元の壁の濃い色がはっきり透ける程度の薄塗りにした。これだと使用量もかなり減る。
乾いてもまだ色の透ける下塗りの上に二度目を塗ったが、しっかりカバーできて下地が透けることが全く無くなり、ちょっと驚いた。

・仕上げ塗りの漆喰をたくさん使えば、もっとぽってりと「地中海風」に質感あふれる感じにも塗れると思う。その方が塗りやすくて作業も楽しいし、仕上がりも素敵だとは思うが、漆喰をたくさん使うことになり、費用はかさむと思う。
・今回、一度目の後塗りの後細かいひびが出た箇所があったが、よく乾かして上塗りしたら今のところ問題なし。

いくら優れた壁材といっても薄く塗るだけなので多くを期待出来ないと思っていたが、なんだか、良い意味で予想を裏切ってくれそうな気配。
明光性という言葉を説明文ではじめて見たが、確かに明るく見える。
暗くて湿ったじめじめした和室から、明るく爽やかな洋風の部屋へ(障子はあるけど。笑。)と印象が一変した。塗り終わったばかりなので今後のことは分からないが、今のところは大成功、大満足。
完全にからっと乾くとどうなるか、この次行くのがが楽しみだ。
↓壁の下部に影あり。色むらではアリマセン。
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うま~くヌレール壁が、今までよく知らなかった(笑)七つの機能を遺憾なく発揮してくれるよう、期待が膨らむ。

追記:塗り始める前に壁をメラミンスポンジで軽く擦って表面掃除をし、掃除機を掛けた。
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Commented by Saki at 2009-08-18 14:42 x
商品名通り、うま~くヌレ ていますね。
最近はDIY向けの施工しやすいものが出回っていて便利ですが、
マスキングが面倒なんですよね~。お疲れ様です。
でも、開けるだけで塗れるっていいなー。
大抵は、練ってあってもビニール入りですもの。
京壁から白壁になると、ホント明るくなりますね。

リンクありがとうございます。こちらもリンクいただきましたので
よろしくお願いいたします。
Commented by chatadon-06 at 2009-08-19 11:37
Sakiさん、こんにちは
早速コメントありがとうございます。

近くで見るとでこぼこだらけで、ランダムさが強調されて、まるで素人が塗
ったような(笑)素朴な仕上がり。・・・狙い通りです。(^◇^;

そもそもこの古屋は、林の中の家に和室京壁あり。
建てたときからしてかなり無謀な企てですよね~。
『カビとの共生』がコンセプトとしか思えん・・・。
せめて高床式とかなら判る気もするけれど。

行くと修理。のわが家。
やっとこさっとこカビ和室のリフォーム(カビからの逃げ切り?・・・笑)が
終わりましたが、まだまだ続く修理予定・・なのです。
そのうち色々教えていただかなくっては。
宜しくお願いしますね~♪
by chatadon-06 | 2009-08-14 22:11 | 八ヶ岳 | Comments(2)