図書館の予約はいつ順番が回ってくるか予測がつかない。
準備が出来ました、とメールが来るのが大抵、大忙しの時期だ。
で、持っている本は後回しにして、図書館の本を先にやっつけることになる。
そんな感じで読み飛ばすので、楽に楽しめる本ばかりを読むことになる。
最近はこれ、雷桜(ライオウ)
映画化されて、表紙も映画の画像かららしい。
CMで「ヒトには人の乳酸菌。。」と言われて、
「あ、あなたのならいいです。。。」といってしまいそうな、
可愛い女優さん。
雷桜(ライオウ)とは雷に打たれて折れたイチョウの上に桜が生えてキメラ状になった木の呼び名。
話のほうはま~、時代ラブロマンスですか?と先入観をもって読んだワリには面白かった。
ヒロインが年を重ね、老いつつもパワフルにワイルドに、きっちりと人生を生き続ける描写が素敵だ。
話そのものより、かつての日本人は短い平均寿命の一生を懸命に生きていたのだなと、過去の人々に愛おしさを感じた一冊。
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「雷桜」では、山中の沢山の桜の枝を払い、払った枝で桜炭を焼く、ということになっている。
しかし、桜はそのようにやたらに剪定して良いのか?
きっちり切り口の消毒はしているのか?
などと要らんお世話のツッコミを入れたくなるのは、↓この本を読んだから。
各地の桜を守り、保存する苦労と桜という樹種の特徴がわかる本、日本一の桜
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八ヶ岳南麓の「雷桜」
コナラの幹から生えたミズナラ。「楢楢」(ナラナラ?)
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さて、図書館の本が途切れ、読書の時間がたっぷり出現するのをいつまでもをじっと待っててくれる、ウチの本二冊。
約束の地はウチのぼろ小屋と同じ北杜市の谷向こう、南アルプスの麓の白州町在住の作家、樋口明雄さんの作。
だいぶ前にブックオフで買った。。。樋口さん、ごめんなさい
ぶ厚い本なのでじっくり通して読みたいから、時間が取れるまで楽しみに置いてある。
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そしてもう一冊、ちょっとしたご縁で買うことになった翻訳モノ。こちらは出たばかり。
女の子脳 男の子脳
神経科学から見る子どもの育て方   リーズ・エリオット/竹田円


以前「話を聞かない男、地図の読めない女」を読んだ時、面白くはあるが、書かれている性差は脳の働きというより後天的なもの、性差をアピールする事をを良しとする文化のなかで育ってきた生育歴のなせるもの(いわゆるジェンダー)じゃないのかな?と思った。
もっとも、その時期流行っていた男性脳、女性脳の診断テストをしてみたら、「平均的な男性脳」だった私(注:おばさんです)だから、そう思っただけかもしれないが。。。
で、脳の性差についての本にはちょっと懐疑的な先入観があったのだが、この『女の子脳 男の子脳』は訳者あとがきを見る限り、単に子育て系の興味からだけでなく、科学的にもかなり面白そうだ。

パラパラとめくってみるとすぐさま読みたい衝動に駆られるが、こんな面白そうな本はじっくりはまり込んで楽しみたい。

あ~~。ぶっ通しで読書に浸る時間が欲しい!
              ・・・時間がある羨ましい方、ぜひお先にどうぞ。
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by chatadon-06 | 2010-12-02 11:24 | 読書感想文 | Comments(0)

読後の一言

前記事の床下の小人たちもアニメが公開されるが、いわゆる古典的名作ではなくて、最近は小説が売れると即座に映像化される例が多い。
告白も昨年読んだが、公開中の映画の観客動員数は多いようだ。
そういえば他にも映画化された小説を何冊も読んだが、「読み流す」位の時間しか無いせいもあって、細部は思い出せない。
このままだと全く思い出せなくなると思うので、まだ印象だけでも残っているうちにメモしようと思う。
他にももっとあったはずだが忘れた。

告白             マザコンに未来は無い
ゴールデンスランバー  権力ってそんなに簡単に出し抜けないと思う。
筆談ホステス        男性ってこんな言葉くらいであっさり感動しちゃうんだぁ。笑。


天地明察
草食系男子とツンデレ女子が登場するとテレビで作者は言っていた。
映像化予定らしいが、図書館の予約は後15人。涙
でも、他に予約510番目の本もがあるから、それに比べればもうすぐだ。笑。
で、当分、感想は書けない。
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・・・で、図書館の予約した時に見た広告に文を寄せている養老孟司サンの本について。
この方のバカの壁という大ベストセラーは私にとって特別な一冊だ。
何とか最後まで読もうとがんばってみたけれどナナメにすら目を通せなかったという数少ない本の一冊。
どうしても途中で飽きてしまって読み続ける気にならなかった。
      ツマラナイと思うのは私がバカだからなのだ。きっと。


あ、そうだ、
映画化されたもう一冊を思い出した。
(追記:面白かったが、今ではなんとも身につまされる一冊。。)
博士の愛した数式      博士の記憶は80分でリセットされる。
                     ・・・ウチの老人なんか8分。いやいや、時に8秒。。。

                   
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by chatadon-06 | 2010-07-06 11:26 | 読書感想文 | Comments(0)

グイン・サーガ終わる

世界一の長編小説も、作者の逝去で最終巻となった。
物語の方はまだまだ中盤?位の展開だが、物語の先は、読者が知ることの出来ない遠い世界で語り続けられて居るような気がする。
ともあれ、アニメ版は特に見る気はないので、私にとってこの話はこれで終わる。
初巻刊行時にたまたま手にとってしまい、そのとき立ち読みの時間も無かったことから購入。
腐れ縁的に買い続けてきた130冊の本篇と22冊の外伝も、この先増えることはない。
・・・変な話だが、このシリーズが好きだったのは、書き下ろしの新刊が文庫で買えたことから。
一年に6~7冊刊行されても、文庫だからこそ買い続けられ、常に新刊を読めた、といえる。
庶民な読者のお財布に優しい超長編の物語。その点でも、感謝してます。
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ありがとう。
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by chatadon-06 | 2009-12-11 10:47 | 読書感想文 | Comments(0)

時間がないので久々の読書メモ。
田舎暮らし志向に対する警告、と言うよりも、ブームにのってどっと田舎暮らしに繰り出そうとしている(してしまった)団塊の世代に対する警告の書。
コレまでの人生で「自分」を生きてこなかった世代の人々、個人として自立することなく、会社を拠り所として生きてきてしまった人々。
定年に達し、たった一人きりで、具体的な「生活」のあらゆる場面で必要な行動力や運動能力、体力すら持たない『子供並の存在』として企業社会から放り出される。
そして老後の人生を甘く囲う夢としての田舎暮らしに拠り所を見出そうとする、そんな団塊の人々を待ち受ける強烈な田舎暮らしの罠

本書の特筆すべき特徴は、何しろ、徹頭徹尾、ほぼ全編、田舎に対する呪詛とさえ思えるマイナスの、悪の、危険性の羅列と、それに立ち向かうにはあまりに生活者としての成熟を欠く、子供並の知恵と生活能力しかない団塊世代の無力さや、自立した個としての生活力の無さの著述に費やされるところだ。
この、マイナス展開の執拗さ
いずれはポジティブな未来、プラス側面の著述に転換するのか、僅かな救いだけでも現れるのか、と期待しつつ読み進んだが、最後のほんの数ページまで来てようやく、
もしかしたら、人によっては大きな転換の契機になるのかもね、
・・・・と。ほんの気休め的に・・・・。
笑。

悪口雑言の限り。想像しうる、或は著者が体験した、あらゆる悪い事。(感想書くほうもしつこく繰り返すことに・・・・。)手を変え品を変え、コレでもかこれでもかと出てくる危惧の数々は、著者の田舎への思いを越えて
「これって田舎だけじゃないよね、いまや都市の片隅でも同じ」と読者(少なくとも私)をして思わしめ、逆に、「結局ドコだって危険なんじゃ・・・どうしてそこまで田舎のせいにしたいの?」と田舎にこだわる著者のほうに突っ込みたくなる気がするが、それはさておく。

申し訳程度の小さな望みだけが残されたパンドラの箱を空けた気分の読後感。

。。。著者にちょっと聞いてみたくなる。

・・・あなたの気持ちも分かります。
個人の自立に関するお説にも異論はありません。
田舎への誤解と幻想を打破したい、これもちゃんと伝わります。
・・・でも、アナタはどうしたいのですか?
このマイナス展開の対極にあるプラスな生活ってどんなモノなんでしょ????

読者にナニを伝えたいか、いまひとつ摑みきれない謎な本
新しいジャンル(ノウハウ本風の呪いの書、とか。笑)かも。
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私の読解力不足かも知れませんが、図書館の本なので確認しようがありません。
個人的な読後感です。

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by chatadon-06 | 2008-08-15 11:43 | 読書感想文 | Comments(7)

・・・・一つ忘れていたので、今回も本の紹介
NHK教育放送の番組、ピタゴラスイッチのピタゴラ装置が大好きな子ちゃたAの蔵書。
これはピタゴラスイッチ中のアニメ、四角い枠で構成された犬、フレーミーの話。
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絵本は、TV放送のまんまのフレーミーの物語ですが、フレーミーに寄生しているのみのノミーのお話の豆本も、裏表紙にちゃんと寄生しています。
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冬ものがたりは取り扱いが大変でしたが、これは、小さい子でも大丈夫そうです。
・・・それでも、アバウトな母の手からは、さっさととり返されたのでした
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    。。。母の信用度は、幼児以下らしい。。。
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by chatadon-06 | 2008-03-09 21:35 | 読書感想文 | Comments(2)

今回の本ねたシリーズ、これで一旦終了。

最近読んだ小説を二つ。
図書館の予約でいちどきに来てしまったので、またもや全速力でナナメ読み。
図書館の本なので思い出しつつメモを書くけれど、本当はどうだったか確かめられません。
なので、あらすじ等は、どこかで検索してご覧ください。

女性作家の長編二つ。
とにかく厚いです。
つづけて読み通す時間なんて取れません。
まあ、小説を「読み込んで解釈する」趣味は無いので、途切れ途切れでもそこそこ楽しいのですが、せっかくの「文字に浸る時間」を心ゆくまで堪能できません。
犬身  松浦理英子
a0091680_1455513.jpg犬になる・・という設定のみで読もうと思った、犬好きというだけの「文学不心得モノ」なので、特に感慨も無く、犬の心境に即して読むべきなのか、純文学として読むべきなのか、何となく流しているうちに読了。
犬になる、などという設定はSF的には「朝起きて顔を洗う」くらいありふれているので、新しくないし、感想が無い。これまでも、思弁的な、あるいは実験的なコムズカシイSFでは、人類はあらゆるモノに変身して思索したりしていると思うので、(ソー言えば、ゲド戦記で有名なル・グインの「闇の左手」ってのを昔呼んだ気が。あれは両性具有だったっけ)今更そう来られてもなんだかね。
表現・進行がやわらかい気がして「こそばゆく」なるような、私のちょと苦手なタイプの文だけれど、雑誌をぱらぱら見る感覚で楽しい読書の時間を過ごすことは十分に出来た。
望みは何と訊かれたら   小池真理子
a0091680_1462281.jpg小池さんはちょっとだけ年上の方。(ちょっとだけでも、年下だと言いたいおばさん心理。)
同じ時代の空気を吸って生きてきたことになるが、知的虚栄心、とか生真面目な思想、とか、「70年代」が結構的確に表現されていると思う。淡々と書かれる凄惨な場面や「R指定?」描写も多かったが、本を返す期限が迫っていたので、ためらう暇も無く(笑)ナナメ読みした。
作品全体・文章はべたつくこと無く、真直ぐに情景を表現し、さらっとして熱く、そして冷たい。
渦中の自分自身をほんの少し上空から鳥瞰しているような(「幽体離脱中の自分は見た。」みたいな。)文は、直裁で、読みやすい。
もともと行間を読むようなまわりくどい表現が好きでないので(そんなところも、既に文学を読む素地が無い私。)この本は違和感が無く、気分よく読めた。


二冊読み終えたあと、E・フロムの「自由からの逃走」、「支配ー被支配、依存ー被依存」の構図?と連想してしまうのも、同じ「時代」に培われた精神なのだろうな、などと思う。

とにかく、厚い、長い、高いが二冊に共通のインパクト。
↑どれくらいかって言うと、どちらも、背を上にして余裕で立ってるくらい。
       


      時に、私の望みって何?

。。。家族の健康、自分の健康。。。。
ほかは
な~んにも要らない
他に望みがある人って、今までの人生、よほど病気と無縁なんだろな。

そういえば先日、小池真理子さんの軽井沢の自宅で火事があったそうだ。
    暖炉から火が出たとのこと。
             …暖炉があるんだ。
                     ・・・暖炉・・・い~な~。

     …薪ストーブ、欲しいな~。  015.gif・・・自爆。041.gif

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by chatadon-06 | 2008-03-07 13:43 | 読書感想文 | Comments(2)

東京マラソンに引き続き、先月のニュースでムネオさんの顔を見た。
そして思い出した昨年の読書。
図書館の期限に追われていた上、ナナメに読むには内容、項目がてんこ盛り過ぎて、良く覚えていない。・・・予約で人気本を読むのは結構大変です。いつでもナナメ読み。
でもまあ、思い出したから、これまた忘れちゃわないうちに印象だけ書いておくことにする。

反省」鈴木宗男、佐藤優、共著
地球を斬る」佐藤優著、
インテリジェンス武器なき戦争」佐藤優、手嶋龍一共著
まず、インテリジェンス武器なき戦争
インテリジェンスとは「諜報活動」のことらしい。ただし諜報=スパイ?といった単純なことでなく、あらゆるチャンネルを駆使して各国の情報を収集し、注意深く分析、綜合して外交政策や外交交渉に役立てること。各国の隠された実情や外交上の本音を収集可能な情報から正確に導き出して、外交交渉や外交政策に反映させる。・・・・といったこと。・・・らしい。たぶん。
対談形式で進行するが、よほど気の合うお二人らしく、お互いを誉めそやしてばかり居るように思えてげんなりしてくる。
内容は面白そうなのに読む意欲が下降線をたどってしまい、読み終わらずに返却期限。もう一度図書館で予約し直して数か月後に借り、一応最後まで目は通したが、
やはり内容より、ひたすらお互いを絶賛。が読後の感想。

地球を斬る。と反省
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どちらも、官僚の腐敗と私利私欲に走る姿を暴き、真の国益を守りたいという立場で、外交の舞台裏をインテリジェンスの視点から分析している。(・・・だったような気がする。)
こうして外務官僚の私的な専横ぶりを槍玉に挙げた面々も、ここのところの防衛官僚の汚職の摘発や、イージス艦事故を、さぞや興味深くご覧になっていると思う。
老練な外交官同士が、お互いの国情を知り尽くした上で、腹芸を駆使しての駆け引きで自国民の安寧を守る、~何てことがちゃんと出来ていれば、無駄な紛争や犠牲も減るのかな。
それにしても、お互い仲良しらしいどなたもが「あくが強い」「濃い」方なので、一介の庶民のおばさんである私には書かれる内容の何処までが現実・事実で、何処からが皆さんの持論なのか知りようも無い。そもそも難しい部分すっ飛ばしで読んでいるし。
なので、結局は「ふ~~ん・・・。」とワイドショー的な聞きかじり的内容理解に落ち着く。

佐藤さんは、4月から早稲田で客員の講師的に、大学院の講座で語られるらしい。
「インテリジェンス・・・」では、早慶東大あたりにインテリジェンス科を設置したら?何て話も書かれていたと思うので、その布石でしょうか?
早速、早稲田OBの小島よしおさんに、外国公演の名を借りた諜報活動をしてもらったら?
小島さん、疑われて尋問されたらどう行動し、どう答えるか・・・決まってますよね?
「そんなのカンケーネー!」
ぴったり~。などと楽しく想像するおばさん魂。

読後とても印象に残ったのが、
ムネオさんとマサルさんの癒着関係を「でっち上げる」ために、お二人が
ただならぬ関係」にある、
という線まで(・・・いちおうは、だけど)話題になったって話。
人間とは、どんな「想像を絶する想像」でも出来る生き物なのだな・・・。と呆然。
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全くこの「反省」の表紙ったら・・・・・。大笑。
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by chatadon-06 | 2008-03-06 15:25 | 読書感想文 | Comments(2)

昨年書いてあったもの。
読んだのがだいぶ前なので、少々不確かですがご勘弁を。
昨年度ちゃた的ベスト3入りのお気に入り本です。
☆人を食った話(ホントに人肉食べる方じゃないです。・・念の為)。
☆ぽか~んな話。
☆淡々とした語り口。
☆日常のルートを歩いているはずなのいつの間にか歩いている、表裏一体の非日常世界。
こんな話が好きな私です。
そうした「ちゃた的好み」のほかに、こんな方にお勧めです
☆京都が好き☆レトロなものごとがすき。☆古本が好き
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特に大事件があるわけではない。
しかし、のっけから京都の街中の異次元世界を歩き回ることとなる。
なんちゃら異様な人物がどしどし登場し、回りじゅうでにへんてこな怪事件が続発する中を、うら若い女子学生がとてとてと歩き続け、通り抜ける。
そして、彼女を慕う学生がひたすらその後姿を追い続ける。
この乙女の天然かつオリジナルな思考過程がちょっと古風な文体で語られるところが楽しい。
他愛が無い話ではあるが、読み手はただこの鬼ごっこにじっくりとはまり込んでいるだけで、へんてこでレトロな、日常と背中合わせの異世界・京都(寺社仏閣はあまり出てこなかったような・・・。「街」としての京都)をあちこち引き回され、総天然色の白昼夢に浸る事が出来る。
印象深かったのは、読みながら容易に情景が色つき画像としてイメージできること。
高橋留美子アニメよりは現実的で、スタジオジブリのように生真面目でないアニメ(意味不明~~)ふうの視覚的イメージが容易に思い浮かぶ。(私だけ?かも。笑)
その意味で、表紙での「視覚イメージの固定化」が、ちょっと邪魔な気がしなくもない。
他愛が無い、毒も薬も無い、と言ってしまえばそれまでの話ですが、
・・・今、学生というモラトリアムの時代にある若者への羨望といとおしさが募り、若い時代を生きている人たちへの声援を送りたくなる一冊。
若者よ、学生時代、青春を完全マイペースで存分に味わいつくしてくださいな

一度読んでしまった本をあえて買おうとは思わないほうですが、この本は、いつか購入して(もちろん、古本屋でねっ)楽しい時間をまた過ごしてみたいと思います。
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by chatadon-06 | 2008-03-05 15:43 | 読書感想文 | Comments(0)

お勧め本 冬ものがたり

前回記事、不思議の国のアリスで思い出したお勧めの本
ロバートサブダの冬ものがたり
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昨年、ロバート・サブダの仕掛け絵本、不思議の国のアリスをプレゼント用に見に行った。
確かにワッと飛び出すトランプと走るアリスは迫力満点なのだが、色遣いなど、私の好みから言うとちょっと迫力がありすぎ。いつか「夢に出てきてしまいそうな」気がする。
きっと、小さい頃アリスを読んで、怖いと思う部分があったんだろうな。
で、こちらを選んだ。
こちらはサブダのオリジナルの仕掛け絵本。
冬の森の動物達が白を基調としたページから飛び出す仕掛け。
飛び出すクリスマスカードがいくつも現れるようで、子供の頃のカードを開くワクワク感がよみがえる。
また、見開きから、さらに別方向にひらく仕掛けなどもあり、文字通り童心にかえって楽しめる。
もっとも、ページをたたむ時にちゃんと折り戻せていないと、すぐ壊れてしまうと思うので、小さい子供にプレゼントにするのは少し無理がある(アリスも同じ)と思う。
大人には、飛び切り綺麗で楽しい本です。
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↑雪の積もった日の外からの光で撮ってるので、より臨場感がある気がします。
これは日本語版ですが、英語版にしてもよかったかな~。
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by chatadon-06 | 2008-03-04 18:16 | 読書感想文 | Comments(2)

読書メモ・犬の本4冊

犬と私の10の約束(画像が行方不明)※
ゴールデンレトリバーは大好きです。
『犬の十戒』をモチーフに書かれたらしいこの話自体はメルヘンとして楽しい。
でも、いくらメルヘンでも、犬小屋の中から年月を経た手紙が「読める状態」で発見されるのがちょっと・・・。(でも、そこがメルヘンといわれれば・・・)

「もし残ってたにしても、手紙だったらしい紙くず、くらいがせいぜいでしょ?」

…などとケチをつけつつも、映画のweb予告編を見ただけで涙ぐみそうになる犬好きおばさん。
子供と動物には勝てない、というのが映像界の常識らしいです。なるほど。
きっ全編、主人公(?)のゴールデンレトリバーの魅力満載の作品なのだろうな。
川口晴 著のものを読んだのですが、川口さんとともに映画の脚本を書いた方の、同名著書(同じモチーフでも別物・主人公の少女名が著者名となっている)も出版されています。ヤヤコシイ・・・。
ゴールデンレトリバーで思い出したのがこちら

ウォッチャーズ
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いかにもアメリカ的な、ハリウッド娯楽映画風の小説。
こんな頭の良い犬なら飼いたい・・・・。
あくまでSFチックなお話なのだが、きっと、この本でゴールデンに幻想を抱いた人も多かったと思う。
かつてアメリカでは、この本でゴールデンレトリバーが大ブレイクしたと言われています。

一時より数が減っている気がするけれど、また「10の約束」映画公開でゴールデンに「惚れる」人が出てくるんじゃないかな。
可愛さに目がくらんで飼い始めて、あまりの大きさに手を焼き、飼育放棄・・・なんてことを心配してしまう。
    でも素敵だね、ゴールデンって。

もっと好きなのがこちら。
牧洋犬シェップと困ったボス
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動物が人間的に語る、擬人化された話は余り好きではないが、でもこれは面白い。
犬どもがちっとも良い子でないし、正義の味方でもない俗物。
「だって、犬だから・・・」って命令されるとすんなり盗人の手伝いをして羊を集めてしまう。
犬の生活には、犬なりの理屈やおばかな考えがあり、犬なりに「困ったボス」を慕い、気遣っていたりもする。
登場する犬達の中でも笑ったのが、ジェスって雌犬の言葉。
まことしやかに知ったかぶりの講釈をたれる場面があって、
このテキトーで知ったかぶり加減が、まるで私。とひとりで笑ってしまった。

オマケにこちら
犬ぐらし
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絵がヒドイとかいろいろ酷評されているようですが、私には楽しかったです。
ダメ犬ぶりとダメ飼い主ぶり。
臭いや汚れ満載のキタナくも楽しい犬暮らし。
人によっては犬を飼うことから「ドン引き」しそうな本です。
漫画なので、図書館においていないところが欠点の本。
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by chatadon-06 | 2008-02-27 14:03 | 読書感想文 | Comments(0)