拾ヶ堰

6月の松本。
飴屋さんを出て、もう一つの目的、安曇野市の拾ヶ堰(じっかせぎ)へと向かう。
山に囲まれた複合扇状地、松本盆地。
その上に位置する松本平〜安曇野では、水が浸透しやすく、地表に水路を設けることが極めて困難な地域が多い。

江戸時代、この地に設けられた水路、拾ヶ堰は、長さ15キロに対し、標高差5メートルという驚異的な精度。
…詳しくは長くなるので省くが、(←実はよく解ってない^^;)兎に角、以前に春の安曇野を滔々と流れるこの堰を紹介する番組を見てから、一度行って見たいと思っていた。

常念岳や北アルプスの山々を望む緑一面の田園の中を、溢れんばりの豊かな水量で勢いよく水が流れる。。
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…と先を見ると水路の立体交差
堰の上流がわから分水するように下の水路に導水されている。
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仕切り板のような隔壁の端に何メートルかの隙間があり、
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本流はそのまま勢いよくまっすぐ流れ、生まれた支流は適量が、アンダーパス水路(?)へ勢いよく落ちて行く。
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(かって、導水、水運のために造られた水路だが、現在ではその後整備された排水路の一部として排水の役割も大きいらしい。)

この拾ヶ堰(じっかせぎ)は昨年11月に「世界かんがい施設遺産」に選ばれた。
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この辺りは今や豊かな米どころらしく、安曇野米の巨大なカントリーエレベーターが聳え立つ。
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代々、たゆまずこつこつと汗水垂らし作り上げた実り豊かな地。
実直で真面目に働くこの地の農民気質が作り上げた風景なのかもしれない。




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# by chatadon-06 | 2017-07-16 22:15 | お出かけ(八ヶ岳以外) | Comments(0)

6月下旬の松本(まめ板)

先月、八ヶ岳南麓でたまたまテレビを見ていたら松本の光景が。

あちこちの修理や草刈り(夫が)だけで帰るのもなんだから、何処かへ、と思っていた矢先、松本名物らしい飴が、夫の心を捉えた。

このところ、出かけるときに通過してはいるが、松本の市街にあまり行ったことがない。
久しぶりに松本城にも(本命は飴)行って見よう、という事になった。

松本や安曇野の夏は暑い、という小さい頃からの経験を裏切らない暑さの松本。
常念や北アルプスの山々を背景に、変わらぬ松本城の天守閣。
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この風景を見るたび、真冬のこの堀の氷のうえを、キュルキュルキュルキュル…と小石が滑って行った音を思い出す。
(小さい頃に来た時のこと。今は堀が凍りつくことはないらしい。それに、今は石なんか投げたらイケナイだろうし。)
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烏城と呼ばれる松本城の黒は毎年黒漆を塗っているそうだ。スゴイ。

取り敢えず、無料の公園内だけざっと観光。お昼ご飯がてらその辺を歩くことに。

大名通り。
昔、松本城の修理中、せっかく訪れた人たちにせめてミニサイズでも、とわざわざ店をお城にしたという古本屋さん。
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この通りは今はシナノキの並木だそうだ。シナベニアでお馴染みのシナノキ、信濃のシナ、の語源ではないかとも言われる。
環境省の香り風景100選に選ばれたというこの大名通りのシナの並木。
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幸運な事に、ちょうど、うす甘く爽やかな香りの花が満開だった。予期しなかったこの時期だけの特典♪
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せっかくだから暑いのに耐えつつ少しぶらぶらし、高いのにメゲながら松本民芸家具を眺め、お昼は夫感動の美味しい栗おこわ。
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栗餡のあんみつ。
一つだけ頼んだら、ちゃんと小鉢を用意してくれた。
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食後は主たる目的の飴屋さん探し。
カーナビで辿り着いた古いお店で、首尾良く目的の「まめ板」をゲット。
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見た目は和風ピーナツタフィー?でも、全く違う、懐かしい味。
実は、この飴を見た時に、あ、コレ知ってる、と懐かしかったので、小さいころ父の親戚から貰って食べたことがあったのだと思う。
米と麦芽から生まれるうす甘さを幾重にも重ねて厚くして行ったような柔らかな甘味。
薄〜くまぶされた米粉の、かすかな粉っぽい米の味がまた素朴で良い。
そこにピーナツ♡
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極めて危険な食品ではあるが、西洋のタフィーと比べて油脂分が少ないので若干カロリー控えめでは。(そこっ!所詮ピーナツ入りだろ。とか言わないっ!)

夫はまた買う気満々だ。

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商品の表にある文は作り手による製造過程の説明と思い入れが書かれている…と思い、ふむふむ、そうやって作るんですか、なるほどなどと読み進むと、
突然の一文が。

「そこには、手を掛けることを惜しまない頑固さを感じる。」

…アナタ、いったい誰ですか。

美味しいだけじゃなく、楽しい飴だ。

























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# by chatadon-06 | 2017-07-09 16:45 | お出かけ(八ヶ岳以外) | Comments(2)

父の日

父の日の今日、子ちゃた達が昼ごはんをご馳走してくれた。
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カロリーやら消化能力やら、典型的なトシヨリ的選択により、魚の美味しいお店へ。
私たちは早めに入店したので好きなメニューを選べたが、続々とお客さんがふえるにつれ、だんだん品切れが増えて来た様子だった。
生け簀の中のあじの一群は次々に捕獲されて数が減っていった。
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飛び切り美味しい刺身が目の前に並ぶころには
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「アジは…。あと一匹残ってます。」
との声。
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そして最後の一尾が水槽から消えた。

ほんの少しアジが可哀想な気がして来て、アジにも家族が…とか、金子みすゞの詩「大漁」とかが脳裏をよぎる。
(ほ〜んの一瞬だけね。)
アジさん、からっとあがった中骨、頭から尻尾の先まで美味し〜く食べ切ったから、許してね〜


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マグロにだって家族が…
というマグロの中落ちからの抗議の声には気がつかなかったことにしよう。


子ちゃたA&B、ご馳走様でしたー!



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# by chatadon-06 | 2017-06-18 20:38 | ある日。 | Comments(0)

犬塚勉作品展 、11日まで

犬塚勉さんの作品展。
北杜市の(旧日野春小学校)日野春学舎にて。

今回は6月11日までだそうです。
とにかくお勧めです









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# by chatadon-06 | 2017-06-09 23:49 | 挨拶・連絡 | Comments(0)

関西弁?

旅行先で山の上にあるホテルに泊まった。
明け方からずっと声がするな、とそっとカーテンを開けてみると…
目の前の、木のてっぺんの枯れ枝にウグイス。

緑の斜面から立ち上る雲の中。
ホケキョ!で尾羽がピョンとあがる。
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窓を開けると少し離れた茂みに移動。
しばらくしてまた歌いに来た。
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仕方ないから窓ガラス越しに撮る。
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ホケキョ、と鳴くときに必ず羽を高速でパタパタするので、ハッキリ写らない。

八ヶ岳南麓のウグイスみたいに、ここでもなんだかコッチを睨んでる気がする。

「今、下手くそとか言うてへんかった?
ナメたらあかんで!」
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と何故か(テキトーな)関西弁で脳内変換。

…いえいえ、
八ヶ岳南麓よりちょっと上手です。

朝ごはんを食べながら、カワラヒワの食事風景を眺める。
くちばしからタネの綿毛。
関西のカワラヒワも草の種が好きなのね〜。(当たり前だ・・)
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八ヶ岳南麓に帰って来たら、ヤマガラが雛を連れて来ていた。
3羽が並んでいっちょまえに自分で足で押さえた餌をコンコンつついているのに、しょっちゅう羽をパタパタして親鳥に「ちょうだいアピール」。

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小屋の庭、一面の青葉にトンボ。
このトンボさん、種類の同定がなかなか難しいらしいので、「ニホンカワトンボの仲間」ってことに。

メタリックな緑が美しい。
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もうすぐ梅雨入りだった頃の、八ヶ岳南麓。
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# by chatadon-06 | 2017-06-08 23:10 | 植物・動物 | Comments(0)