梅雨はないはず。襟裳岬。

2014年6月の北海道 。。

梅雨前線を追い越し、梅雨の無い北海道に着いたはずだったが…
襟裳岬は「何も無い春」どころか道の先も無いんじゃないかと思うような濃霧。
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宿のご主人によると襟裳岬は海の中に突き出していて「沖合の天気」なので、いつでも濃霧の中だそうだ。
このポスターの真ん中あたりに写っている宿と言う抜群のロケーションなのだが、しっとりと白い霧に覆われて何も見えない。
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翌日も霧の襟裳岬の突端。
今迄に見た写真によれば襟裳岬は点々と岩礁が続くだけの静かな景色に思えたが、眼下に広がる突端の海は四方八方から押し寄せる荒波が渦巻き、逆巻く荒々しい姿だった。
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日高山地がそのまま海中に没する場所、山の稜線に当たる尖った地形が海流の真っ只中の沖合に突き出しているのだからよく考えれば当たり前なのかも知れないが、実際に見るまではこのあらゆる方向から打ち寄せる波の激しさは分からなかった。

激しい環境のせいだとのことだが、本来はツツジのような灌木になるハマナスが地を這う小さな草花のような姿。
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海岸沿いに平地が少なく、昆布の干場が台地の上に小石を敷き詰めて作ってある。
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そう言えばここは、日高昆布の本家本元。

晴れてくる気配のない襟裳岬を後にし、一路釧路を目指す。
岬を発ってから程なく、頭上は晴れ、岬に海霧がまとわりつく光景も減ってくる。
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青い空、海霧を纏う岬を背景にしてカモメ飛び交う海沿いの道の脇の崖からは幾筋もの滝が延々と続いていた。
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陸側の原野が次第に広くなり、道が内陸側に振れると、広々とした畑の景色が現れる。
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豊かな農業地帯である十勝平野のはずれを走っていることを感じる。

釧路が近づくに連れ海沿いに道が戻り、曇天の鈍色の海と原野の間を鉄道と並走する。
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こういう景色も好きだなー。
一両の旅客列車や、レッドベアと書かれた鉄道ファンには人気だという貨物用ディーゼル機関車が通る。
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タンチョウの姿を見かける。
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宿にゆく前に、釧路湿原の西側をぐるっと回ってゆくことにする。
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by chatadon-06 | 2014-07-15 14:07 | お出かけ(八ヶ岳以外) | Comments(0)