奇跡の砂洲、野付半島。

2014年6月の北海道

どこにいってもテンション上がりっ放しの北海道、道東の海岸線。
明るい海と大酪農地帯の境を北上する。
検索するとようやく北海シマエビ漁が始まったようで、今日のお昼は北海シマエビと決めて尾岱沼付近に差し掛かる。
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綺麗な尾岱沼を眺めながら夫に、野付半島はあの海の向こうの水平線にへばりつくような線状のカゲロウのような陸地だ、と説明する。
夫はずっと近くに見えると思っていたらしく、驚く。
スマホ検索で首尾よく北海シマエビ丼に辿り着き、またしても大急ぎで野付半島に向かう。
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半島の付け根からいきなり左右が水面。
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オホーツク海と内湾に挟まれた恐ろしく狭い陸地のまんなかを道が一直線に伸びる。
とにかく狭く、低い。
ブルドーザーで砂を真っ直ぐ一直線に押し出しながら埋め立てていったらこんな感じかな?


と眺めるうち、行く手の右側に水面を挟んで一直線に白い木立が見える。道に対してほぼ直角。
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白い木立は立ち枯れた木々。
背後には緑の広葉樹林。

塩水に侵食されつつあるミズナラの林、「ナラワラ」らしい。

ナラワラの付け根を通り越し、さらに進むと行く手の沖合に枯木立がまばらに立つ島のようなシルエットがポツンと見えてくる。
なんだかひどく小規模だが、これから行こうとしている「トドワラ」らしい。
トドマツの林が立ち枯れた姿をとどめる景色が有名だが、上高地の大正池のように次第に消えてゆく運命にある。
(トドワラも例外ではなく、簡単に言えば、「もうすぐ失くなっちやいそう。」な現状だ。)

で、はるかかなたの、あそこ迄歩く!……らしい。orz

北海道に着いてから一番の暑さの中、はるか遠くに小さく見えるトドワラ目指して…なんとかテンションを引きあげ、引き延ばす。
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人慣れしたエゾシカやハマナス、エゾカンゾウなどの花を眺めながらようやく着いたトドワラは案の定、
「ああ、ここにはこんなに沢山の立ち枯れた木々が。」
…あったはず。
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…と沢山の枯れ木の根元を眺めて戻る。

戻る途中の遊覧船の乗り場までの木道。いい感じなので渡って見たかったけれど、やめとけと言われる。
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既に夕暮れ間近の光の具合。遠くに見える白い建物が灯台!
水平線と地平線と灯台の立つ場所の高さがはほとんど変わらない珍しい景色。
平原の真ん中に灯台があるみたい。
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灯台まで行って見たかったが、あえなく却下され、野付半島とはお別れ。

知床半島は24年前に行ったので今回はパスすることにして、知床半島の根元部分をナナメに横切り、斜里岳と畑の織りなす絶景を堪能しながら、
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ホテルのある北見に向かった。
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by chatadon-06 | 2014-07-31 15:55 | お出かけ(八ヶ岳以外) | Comments(0)