葉に置く露

ヤツガシラの芽が出掛かっていたので、水栽培中。
昔、これと同じような光景を、あちこちのお宅で見た覚えがある。
もっとも、ヤツガシラでなくサトイモだったと思うが。
すんなりと伸びてくる茎のラインが美しい。
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育てる主な目的は、葉の上の水滴を撮って見たかったから。
↓ 水を葉に置いてとってみる。   ・・・露・擬装です。笑。
ちょっとピントが甘いが、まあ、当初の目的は達成。
元の位置に移動中に露は落下。
さて、この芽を今後どうしよう?
まあ、そのうち・・・といつものパターン。
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4、5日後の朝ふと見ると、葉に水滴が載っている。
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七夕の朝、サトイモの葉に置く露を集めて墨をすり、短冊に願い事を書くという風習のところはあちこちにあるし、私も実際に親戚の家で集めたことがあったと思う。
これまで何となく、サトイモの葉は露を置くのが当然のように思って来たが、この露はどこから来たと思っていたのだろう?
朝露、雨、霧、などの印象を持ち続けて来た一方で、何となく葉から生まれているというイメージも持っていた。
稲の葉先には吸い上げた水分の滴が一面に光ることがあるし、木の葉からいっせいに水滴が降る瞬間があることも聞いている。植物は、そうして、勢い良く吸い上げた水分の調整をするのだろう。
でもサトイモはいつでも水が溜まりやすいように上を向いて葉が開いているので、何となく外部からの水分のような印象が強かった。
・・・けれど我が家のヤツガシラ君、下のほうの芽の先にも水滴がふたつ。
自前の水滴」です、と宣言しているようだ。

先日TVで、蓮の葉の中央に水を置き、切った茎の先のほうをくわえてこの水を吸い込んで飲む様子を見た。
逆ルートをたどると葉の中央に水玉を置くこともできる筈。
蓮とサトイモはちょっと違うけれど、サトイモの原種は湿地のような環境に居た(笑)と思うので、水分を調節するシステムがどちらもあるのではないかと思う。(未確認。)昨年見た蓮の茎の切り口、見た目がレンコンだったっけな~、と思い出す。

蓮の葉の露は蓮のなかから生まれる。
そう思うと、なんだか嬉しくなる。
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夫にヤツガシラの話をしたら
「そうだよ、小さい時から知ってたよ。サトイモの露は葉から出来るんだよ。」と断定。
ふ~んだっ。ど~して朝露や霧や雨じゃないって知ってたのよ!
どこかの家の中に畑があったの?

時に、きのう野菜入れの底から見つけたサトイモから、芽が出かかっていた。
次はサトイモで・・・・。

※7月6日 ちょっとだけ検索したら、蓮の葉に置く露は、(屋外では事実上区別できないでしょうが)、雨露のほかに、蓮の葉から滲み出す露もあるようです。
空からの露と大地からの露を葉に置く・・・。ちょっと感動。
天地の露、あわせて葉に置く蓮の花。
(↑あらら~ん。5・7・5っぽく・・。 蓮って季語?笑。)
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Commented by hiyasiame50 at 2008-07-04 10:48
こんにちは。
あくなき 探究心に脱帽です。サトイモレポートも楽しみにしてますね。
昔 蓮の開花音を聞きたくて始発で不忍池へ行った事を思い出しました。
聞こえたのは主に車の音だったけれど 葉っぱに宿る露はとっても綺麗だったよ。蓮の場合はどこからくるのかしらね。
水辺の植物だから茎から?
Commented by chatadon-06 at 2008-07-06 16:20
ねいさん、こんにちは
象鼻盃・・・という儀式(行事かも)があって、蓮の葉の上の水などを茎の端をくわえて吸い込んで飲むそうです。
葉の中心部表面から茎を通じての水分の行き来があるようです。
ちょっとだけ検索したら、蓮の葉に置く露は、(屋外では事実上区別できないでしょうが)、雨露のほかに、蓮の葉から滲み出す露もあるようです。
天からの露と地からの露をあわせて置く蓮の花。
幽玄ですね。
by chatadon-06 | 2008-07-03 10:24 | 植物・動物 | Comments(2)