2007年 05月 28日 ( 1 )

先週、連続ドラマ・セクシーボイスアンドロボが、たてこもり事件の影響で放送済みの回と差し替えになった。たてこもりという設定以外はたぶん、現実の事件のようにシビアでも暗くもないと思うので、いつか放送して欲しい。
・・このドラマ、結構楽しみにしている。
主人公の中学生の少女のキャラクターが面白い。
淡々と周囲を見て大人な分析をしているのだが、別にしらけているわけでもなく、特に世間と隔たりがあるわけでなくフツーに生きる中学生活にストレスがあるわけでもない。
「濃く」なく、女っぽくなく、かといって良い子でもなく、淡々と生きてるようでいながら、他人の行動に巻き込まれ全力で奔走する。
特技の七つの声を操るところと、異常なまでの耳のよさで難事件(・・なのか?)を解決する。
他愛もないストーリーなのだが、嫌味がなく、私の好きな「人をくった雰囲気の呆気にとられ空間」、「プチ異次元」世界の雰囲気がある。
登場人物の設定とか配役とか、なかなかおもしろい。
ちょっと斜から見た(核心を突いた)主人公の語り口と変な人々の会話を毎週楽しめる

もう一つたま~に見る青春もの(と言えるのだろうか?)が特急田中3号。こちらはテツ、鉄ちゃんと呼ばれる鉄道オタクの世界が面白い。
テツが出てくる以上、必ずあちこちの鉄道が登場するのだが、なじみのある路線の時もあり、また子ちゃたAの勤め先付近が良く登場するとのことで、何となく録画してあり、何回かに一度観る。私の好みから言うと「淡々度」が不足して「恋愛度」が高すぎる。
・・・ときに、この主人公田中君、根拠の無いポジティブさがヤチくんみたいだ・・・・

時効警察。こちらも毎週見なくても差し支えない設定なので、暇がある時は見る。
最後に「誰にも言いませんよカード」に認印を押して渡すところが、水戸黄門の葵の紋の印籠みたいに(全然違うケド)、ちょっとした「毎度お馴染みカタルシス」をあじわう。殺人に時効があってよいものだろうかと見るたびにおもいながら・・・
現実に時効が存在し、殺人までもが帳消しにされる現実があるのだから、たとえ不謹慎な話でも、趣味で捜査を続ける追跡者でもいてくれたら・・・と思う気持もわからないでもない。
とにかくゆるい空間が楽しみだ

・・・とここまで書いて、少し前に読んだ小説を思い出した。
↓少女七竃(ななかまど)と7人の可愛そうな大人
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新聞の書評欄で見て、図書館の予約順が回ってくるまでに、若者に人気があるらしいこの作家のほかの作品をいくつか読んだ。→
ふ~んって感じでさらっと時間潰しに楽しめたが、昔、結構SFも好きだったおばさんには特に目新しいことなく、感想なし。

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この「少女・・・・」のほうは割合と面白かった。
いきなり母親が「いんらん」な自身の来歴を語り始めたかとおもうと、主人公があっさり入れ替わり、娘である少女が語り手となる。
「いんらんな母親からは美しい娘、絶世の美女が生まれる」などと不埒な定義がなされ、この少女の醒めた目で過ぎ行く自身の時が語られる。さらに途中からは突然引退した老警察犬、「ビショップ」に語り手が切り替わったりする。
話の筋立てや内容は特に感動的な何事かや、ドラマチックな展開はないが、ちょっと哀しくちょっと美しく、ちょっと熱いときもある、そしてちょっと明日もあるような、そんな感じだった。
この少女、七竃が絶世の美女であるのにそのことに何の楽しさも見出せない醒めたキャラクターで、しかもテツなのだこういうぶっ飛んでいるのに淡々としたキャラクターが好きだ
しかしながら、小説の舞台として実名で登場する旭川の街があまりぱっとしない描かれ方をされているので、何だか旭川が気の毒な気がした。以前、北海道キャンプで、道央の豪雨の中、いろいろ親切にして貰った記憶があるので。
札幌ラーメンより、東川町で食べた旭川ラーメンの方が美味しかったし・・・。

話があちこち飛んだが、初めに書いたセクシーボイスアンドロボの今週分の紹介を見たら、小林聡美が登場することになっていた。
う~む、期待できそう・・・。他にはともさかりえもたいまさこ、だって。
これは見るしかない。
この手の(笑)ドラマがお好きな方ぜひご覧ください
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by chatadon-06 | 2007-05-28 12:14 | お気に入り | Comments(4)