今年もあの場所へ。。

前記事の夏の高原の主役ノビタキは、夏に本州の高原や北海道にやって来る渡り鳥だ。
森林総合研究所と北海道大学と山階鳥類研究所の調査研究によると、北海道に渡る個体は本州を通過しないで大陸を伝って南の越冬地に往き来しているらしい。

…1万3千年前の北海道。
最終氷期の北海道には草地が広がっており、大陸とは地続きだったようだ。
この当時の環境が渡りのルートの記憶として残っているのかも知れない、とのようなことだった。
15グラムという羽毛球みたいな小鳥が大陸伝いにインドシナ半島まで行き来することにもだが、調査とそのための装置にも感心しきり。
0.65g(…軽!の照度記録装置もびっくりだが、51羽の装着ノビタキのうち、翌年に帰って来た15羽から装置を回収出来るなんて!
戻ってくるノビタキも凄いが、装着ノビタキを15羽も捕まえるほうも凄過ぎる。
捕捉されなかった個体もいるはずなので、無事帰って来ているノビタキの率はかなり高い気がする。

…縄張り意識、めっちゃ強いのね、
きっと。
「絶対あの場所に帰り着いてやる!
あの綺麗な草原のど真ん中で大声で歌うんだ!
オレが居てこそのあの場所だ!」
と執念でたどり着くのかも。
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ノビタキファンの皆様に是非オススメしたいその調査研究が⇨☀️こちら☀️
(ノビタキファンはすでにご存知の気もするけど)

ちょうど私たちが北海道をウロウロしてて、初めてノビタキという野鳥の姿を見た2014年の夏に、装置を付けられたノビタキたちが役割を担った(…イヤイヤ担わされた^^;)と思うと感激ひとしお、愛おしさひとしお。。

いいなぁ。「東アジア・オーストラリア・フライウェイ」 の研究、とか。。
(もう何十年も若かったら)こんな研究者になりたかったな。


おまけ。
『ノビタキなんて渡り鳥野郎とは違い、オレこそここの王者だ!』と主張する、
霧ヶ峰の岩の上のキジくん。
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by chatadon-06 | 2018-06-27 12:49 | 植物・動物 | Comments(0)

梅雨の合間の高原で

今月半ばの車山高原。
レンゲツツジ とコバイケイソウの中を飛び回る小鳥たち。
初めて撮れたホオアカ。
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そしてこれは…
ボケボケだけど、
多分ノビタキの♀だと思う。
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そしてこの草原の中でひときわ見栄えのするノビタキ♂

今月はレンゲツツジとコバイケイソウ、来月あたりにはニッコウキスゲが一面に咲くこの美しい高原にノビタキが毎年来るのは、自分が一段とカッコ良く見えるのを狙ってのことに違いない。
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ただでさえ美しい高原の風景を「雲上の楽園」の雰囲気にグレードアップする、画竜点睛なノビタキくん。
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こちらは別の高原。
階段の頂上を見上げると、高原のてっぺんの青空の真ん中でめっちゃ歌っているノビタキくん。
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この高原はキミのものなんだね。
晴れれば富士山が正面に見える、絶景独り占めの縄張りだねぇ。。。
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頑張れ!
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by chatadon-06 | 2018-06-26 23:28 | 植物・動物 | Comments(0)

レンゲツツジ の車山

今週半ばの八ヶ岳南麓。
梅雨時だと言うのに青空。
せっかくのお天気だからどこでも行ってくれるそうなので検索すると、そろそろ霧ヶ峰のレンゲツツジ が見頃とのこと。
ミツバツツジやヤシオツツジのピンクの色合いの方がレンゲツツジ のオレンジより好みなので、う〜ん、レンゲツツジ か…と思った。
昨年の車山高原のニッコウキスゲがあまりに見事だったので、いくらレンゲツツジ がたくさんあっても見劣りするのではと思ったが、何かが咲いていなくても行くだけで心満たされる素晴らしい高原ではあるし、昨年ニッコウキスゲの花にとまっていた可愛いノビタキがもういるらしいし、行くのに高速料金かからない(←ここ大事)し。
レンゲツツジ だけでなくコバイケイソウが咲いてるならコントラストも綺麗かな、と早速(と言ってもお昼過ぎ)でかけることにした。
相変わらず美しいなだらかな丘と青空の景色。
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今年はツツジの花数が少ないと言う話だが、雲の合間から覗くクッキリと濃い青空から陽光が落ちると斜面には明るく優しいオレンジ色が浮かび上がる。
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ゆっくりゆっくり、雲の影と陽光が高原を過ぎる。
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ごめんなさい。
車山のレンゲツツジ をナメてました。
一部分だけ集中して、とかパラパラっとと思っていたのが見事に裏切られた梅雨の晴れ間の車山。
翌日はまた朝から真っ青な空だったので、晴れ間を逃さずに高ボッチへ。
ノビタキのさえずる高原から見下ろす諏訪湖や、
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残雪の乗鞍、穂高岳の屏風の様な山容、はるか北の妙高山まで続く北アルプスの大パノラマを堪能してきた。

そして今朝、帰る間際に庭に相次いでやってきたキビタキ親子やオオルリ親子に後ろ髪引かれながら、梅雨空の自宅へ。。



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by chatadon-06 | 2018-06-16 15:40 | 八ヶ岳 | Comments(0)