2017年 12月 01日
秋、終わり。
2017年 09月 16日
カツ丼!
2017年 07月 09日
6月下旬の松本(まめ板)
あちこちの修理や草刈り(夫が)だけで帰るのもなんだから、何処かへ、と思っていた矢先、松本名物らしい飴が、夫の心を捉えた。
このところ、出かけるときに通過してはいるが、松本の市街にあまり行ったことがない。
久しぶりに松本城にも(本命は飴)行って見よう、という事になった。
松本や安曇野の夏は暑い、という小さい頃からの経験を裏切らない暑さの松本。
常念や北アルプスの山々を背景に、変わらぬ松本城の天守閣。

この風景を見るたび、真冬のこの堀の氷のうえを、キュルキュルキュルキュル…と小石が滑って行った音を思い出す。
(小さい頃に来た時のこと。今は堀が凍りつくことはないらしい。それに、今は石なんか投げたらイケナイだろうし。)

烏城と呼ばれる松本城の黒は毎年黒漆を塗っているそうだ。スゴイ。
取り敢えず、無料の公園内だけざっと観光。お昼ご飯がてらその辺を歩くことに。
大名通り。
昔、松本城の修理中、せっかく訪れた人たちにせめてミニサイズでも、とわざわざ店をお城にしたという古本屋さん。

この通りは今はシナノキの並木だそうだ。シナベニアでお馴染みのシナノキ、信濃のシナ、の語源ではないかとも言われる。
環境省の香り風景100選に選ばれたというこの大名通りのシナの並木。

幸運な事に、ちょうど、うす甘く爽やかな香りの花が満開だった。予期しなかったこの時期だけの特典♪

せっかくだから暑いのに耐えつつ少しぶらぶらし、高いのにメゲながら松本民芸家具を眺め、お昼は夫感動の美味しい栗おこわ。

栗餡のあんみつ。
一つだけ頼んだら、ちゃんと小鉢を用意してくれた。

食後は主たる目的の飴屋さん探し。
カーナビで辿り着いた古いお店で、首尾良く目的の「まめ板」をゲット。

見た目は和風ピーナツタフィー?でも、全く違う、懐かしい味。
実は、この飴を見た時に、あ、コレ知ってる、と懐かしかったので、小さいころ父の親戚から貰って食べたことがあったのだと思う。
米と麦芽から生まれるうす甘さを幾重にも重ねて厚くして行ったような柔らかな甘味。
薄〜くまぶされた米粉の、かすかな粉っぽい米の味がまた素朴で良い。
そこにピーナツ♡

極めて危険な食品ではあるが、西洋のタフィーと比べて油脂分が少ないので若干カロリー控えめでは。(そこっ!所詮ピーナツ入りだろ。とか言わないっ!)
夫はまた買う気満々だ。

商品の表にある文は作り手による製造過程の説明と思い入れが書かれている…と思い、ふむふむ、そうやって作るんですか、なるほどなどと読み進むと、
突然の一文が。
「そこには、手を掛けることを惜しまない頑固さを感じる。」
…アナタ、いったい誰ですか。
美味しいだけじゃなく、楽しい飴だ。
2017年 06月 18日
父の日

カロリーやら消化能力やら、典型的なトシヨリ的選択により、魚の美味しいお店へ。
私たちは早めに入店したので好きなメニューを選べたが、続々とお客さんがふえるにつれ、だんだん品切れが増えて来た様子だった。
生け簀の中のあじの一群は次々に捕獲されて数が減っていった。

飛び切り美味しい刺身が目の前に並ぶころには

「アジは…。あと一匹残ってます。」
との声。

そして最後の一尾が水槽から消えた。
ほんの少しアジが可哀想な気がして来て、アジにも家族が…とか、金子みすゞの詩「大漁」とかが脳裏をよぎる。
(ほ〜んの一瞬だけね。)
アジさん、からっとあがった中骨、頭から尻尾の先まで美味し〜く食べ切ったから、許してね〜

マグロにだって家族が…
というマグロの中落ちからの抗議の声には気がつかなかったことにしよう。
子ちゃたA&B、ご馳走様でしたー!
2017年 06月 07日
レインボーライン!
レインボーライン、と言えば
八ヶ岳、富士山、南アルプスなど360度の山岳展望絶景道路、八ヶ岳広域農道のことだ。
田んぼと山々のこの風景が大好きで、季節ごと、写真を撮りに行く。
・・・がしかし、かつてGoogleで最初に検索した時は、出てくるのは三方五湖レインボーラインばかり。
ふん、なによ‼︎
レインボーラインって言えば八ヶ岳南麓よ!
…と現実を無視してみてもなんとなく心の隅に引っかかっていた三方五湖レインボーライン。

ある日、夫がたまたまテレビで見かけた京都の美山の茅葺の里へ行ってみようと言い出したので、おっしゃ〜!とほくそ笑む。
どーせなら若狭湾回りが近いし、ちょっと足伸ばすだけで行けるから、行きたいな〜〜、
時間無ければカットしちゃえばいいから、とか強引に突っ込む。
これまで、山口県と鹿児島を除くすべての都道府県をドライブし、(助手席でw) 本州、北海道の海岸線沿いはほとんどまわっているが、東尋坊と天の橋立の間、つまり若狭湾エリアを通ったことがなかった。
なのでレインボーラインの周りがはどんな地形なのかとても興味深い。
八ヶ岳南麓を出発して、あちこち集中工事の中央道と名神自動車道をとおり、琵琶湖畔から北上。
高校漕艇部の建物を横目に見ながらいよいよ三方五湖。

海抜0メートルくらいからの急登、
レインボーラインに入ると九十九折のヘアピンカーブでぐんぐん高度が上がる。
時間が無くて山のてっぺんまでは行かれなかったが、見下ろす三方五湖の景色は文句なく美しいものだった。
三方五湖レインボーライン、なかなかヤルな。。

大急ぎで下りながら検索して、ライダーさんに人気らしいお店で湖面を眺めながら若狭湾のとれたての地魚の海鮮丼を食べる。
さわら、トビウオ、カワハギ、アジ、甘エビなど。

夫は店の名物イカ丼。
アラレに切ったイカと山芋が珍しいが、かなり美味しかった。

一度は食べて見たかったサバのへしこ。

期待通りの癖のあるうま味。(わたし的に大いに好み。)

思いがけずに素敵な昼ごはんにありつき、大満足で一路京都の北部へ向かう。
途中、鯖街道と呼ばれたルートの一つに絡みながら、

自然薯アイスなど食べ、

われせん、と本体に描いてある割れていない何かに心惹かれながら休憩。
夕日に照らされるころ、ようやく茅葺の里についた。

一箇所に集中する建物群。
現住の建物が多く、こまめに手入れが行き届いていて美しい。
手入れが大変だろうなぁ。

切り立つ河岸の上に建つ宿泊施設では、季節に入ったらしいカジカガエルの鳴き声が一晩中聞こえていた。
…ここまで書いて、
レインボーライン、
と改めて検索して見た。
なんと検索上位は競走馬レインボーライン。
ひえ〜。
それじゃあ今度はいつか、競馬場に行くことに(…ならないっ!)

今日、大洗の原子力発電関連施設での被曝事故が容易ならざるレベルだったことが報道されていた。
(大洗の近く、偕楽園に3月に行った。)
…若狭湾沿いには多数の原発があることを思い起こすと、三方五湖や若狭湾沿いの景色の美しさが哀しい。
2017年 03月 15日
魚の王者
2016年 11月 28日
鰻腹
事前にネットで見ると、入店までに長時間並び、更に入店後、注文してからも長〜〜〜〜く待たされる、とのことだった。

早めに着けたので、すぐに入店は出来たが、「一時間くらいかかりますが」と念を押された。
覚悟の上なので、座敷席で待つ。
川海老の素揚げが出て来るまで15分ほど。

暇つぶしに川エビの接写などしたり。

さらに40分あまり待ち(喋らせておけば際限なく会話しまくる我が家なので、さしたる「待った感」は無かったが)、予告通り一時間後に見たこともないくらい巨大な蒲焼がお重からはみ出した状態の鰻重がやって来た。

かり、フワ、とろ、の香ばしくも豊潤な蒲焼を半分ほど食べたところからすでに満腹になりかけたが、それでもまだ美味しい。
我が家の日常の味付けからすると、かなり甘から目の濃い味なのだが、この濃い味ゆえにタラふく、ならぬウナギで満タンになった鰻腹(まんぷく?)でも美味しく食べられるんだろうな、と合点が行く。
ご飯を食べきれずに残しウナギだけを完食した後で、なぜこの店に、蒲焼とタレのかかっていないご飯のセットの鰻重が別に有るのか分かった気がした。
…濃い味の鰻に白いご飯、も美味しそう。
もう鰻は一年分くらいたっぷり食べたな、と鰻腹を撫でながら思ったばかりなのに、
今度ご馳走になる時は白いごはんの方にしよう、とか思ったり。
アイヌコーヒー、芋アイス(^◇^)がちょいウケだった。


折角ここまで来てるから、と成田山新勝寺へお参りに向かう。

参道の坂の向こう、お寺の上を成田空港を離発着する飛行機が頻繁に通る。

おみくじマニアの子ちゃたBは自販機の御神籤をひく。

半吉という珍しげな運。

この人はあっちこっちでおみくじをひいているけれど全体として運勢の整合性はあるのだろうか?
細かい部分のそれぞれは矛盾していても、全体の統計をとれば何らかの趨勢はみられるのだろうか?
折角あちこちひいてるのだから、ひいた翌年の年初に前年のデータを集計し、一番的中率の高かったところでひけば事足りるのではないだろうか?
と、罰当たりっぽいことばっかり考える親ですが、親孝行な我が家の連中には幸福な未来をお願い申し上げます。。
子ちゃたA&B、
ご馳走様でした!
2016年 02月 14日
2月。

翌日はしっかり冷え込み「寒いほどお得フェア」の50パーセント引きdayとなった♪
早速、コーヒー豆を上限の1キロまで買う。
用事ですぐに自宅に帰ったので、結果的に南麓にコーヒー豆買いに行って来たみたいな事に。

↑自宅の冷蔵庫。
… … …
今日は早めのバレンタインデー。
期間限定のオレンジとチョコのケーキとか、

ミルフィーユチョコとか、

今日の自宅は春たけなわのような暖かさ。
明日も全国的に暖かいらしい。
雪国のようだった南麓の小屋のあたりの雪は消えただろうか?
今後も暖かい日が多くなりそうだけれど、今度うちが南麓に行く時だけ、また冷え込んで欲しいな〜。
でもさすがに-5℃以下、50%引はもう無理かな?
残念。。
2015年 06月 21日
汁無し担々麺
その少し前にちらっと見せただけなのに、麺好きの夫の脳裏に汁無し担々麺はしっかり焼きついたらしい。

ちょっと遠いな〜とか言いながらも特に嫌そうでなく、駐車場あんまりないみたいよ、と言ってもメゲるでもない。
遅い朝ごはんがようやく消化されたころ、もう空いているかも、と出かけることになった。
地図で見ると、いつも春先に谷向かいの南アルプスの眺めを撮るあたりだからきっと景色がいいだろうなと思ったが、あいにくアルプスの上の方は雲の中。
セルフビルド一休み中で開店したらしい店内。
窓に取説?が貼り付けてあるのが微笑ましい。

例によって夫と半分こしようとしていたらご主人が小鉢を二つ持って来て下さった。ありがと〜。
汁無し担々麺(最初の画像)はスパイスが効いていて美味しい。途中で黒酢をたらすとまた別の味わい。
汁無しソーキそば。

ソーキ美味しー。
ランチのサワードリンク。
綺麗で爽やか。

この先の窓の向こう、南アルプスの絶景が見える(はず)の位置にはデッキが出来る(予定)とのお話だった。
ランチを堪能したあと、本棚にあった面白い本のことなどご主人と少しお話をした。
これから窓のコーキング、ストーブの煙突接続と営業しながらの作業は中々大変そうだけれど、どんなになっていくのか楽しみだ。
他のメニューも順に全部試しに行きたいものだが、しばらくは混むだろうことと、駐車場が余り無いことが難関かも。
夫曰く、「デッキの下、駐車場にしたらどうかな?」
南麓に若い(当社比)方々のお店が増えてくるのは楽しみなことだ。
みんなの夢が叶いますように。
2015年 05月 27日
琵琶湖の夕暮れ


阪和自動車道で河口近くを渡った紀ノ川は、紀伊半島の反対側、リルビタキが囀っていた熊野灘を見下ろす大台ケ原が水源。
紀伊半島を横切って来た川の初めと終わりに触れた事になると思うと感慨深い。

八ヶ岳南麓の小屋へ戻る旅程上、彦根に宿をとった。
あちこちでビジネスホテルをよく利用するようになったが、夕食なしと言う面倒さは有るけれど遅く入るのも可、早朝出るのも可、前日くらいまでキャンセルや変更が可、と言う便利な宿泊施設だ。
ホテルには夜はいれば良いので、夫が行きたいと言っていた安土城跡に回ってみるが、タイムアウト。


じゃあ琵琶湖の夕焼けを見よう、ということになり検索すると丁度ルート上に公園があったので、暗くなるまでじっくり夕焼け撮影会。


すっかり暗くなってからライトアップされた彦根城の脇を通り、ホテルにチェックイン。

部屋で、とびきり美味しい夕ご飯を食べた。